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今年もヘイズ(煙害)による大気汚染が起こる季節が発生しました。

「ヘイズ」って何?

「ヘイズ」とは元々は気象用語としては煙霧を意味する英語です。 しかし、現在では微粒子により視界が悪くなる現象を「ヘイズ」と呼びます。 マレーシアの「ヘイズ」は、一般的にインドネシアのスマトラ島などの焼畑農業や森林火災により発生する大量の煙や温室効果ガスを言います。しかし、今年ではマレーシアの天然資源・環境、気候変動相より、ヘイズの原因はモンスーン移行期の熱く乾燥した天候に加え、火災、農業の野焼き、コロナ禍後に経済活動の再開などが思われました。

「ヘイズ」の健康被害は?

「ヘイズ」の強い時は、粘膜が刺激され、目のかゆみ、鼻水、せき、咽頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることがあります。コロナと同様、上気道感染症様症状が出現されるため、コロナとの鑑別が必要となります。 また、元々心臓や呼吸器の病気がある人は症状が現れやすく、病気が重症化する可能性があります。

さらに、最近天気が暑くて、気温が高くなって、日差しも強いため脱水傾向になりがちです。十分な水分補給を心掛けしましょう。発汗により体から塩分も抜けていきますので、水だけでなくやスポーツドリンクやココナツジュースなども摂取したほうが良いです。マレーシアでは、最近お子様の熱中症死亡事例がありましたため、昼間の外出などを控えて、熱中症にならないよう注意しましょう。

「ヘイズ」&「熱中症」の対策

●うがいと手洗い、洗顔をしっかり行う。

●マスクの着用

●室内の環境整備(空気清浄機の使用、加湿、クーラーのフィルターの交換清掃、床の拭き掃除)

●外出や屋外での運動を減らす、避ける。 症状があれば医療機関を受診する。

●ヘイズ」に関する情報を把握する。

●こまめに水分補給

当院では風邪、食あたりなどの内科、小児科の他、眼科(結膜炎・ものもらい)、耳鼻科(外耳炎、耳鳴り)、皮膚科(湿疹、発疹)、外科(腰痛、捻挫)、婦人科(子宮頸細胞診、性病検査)などの専門家の初期治療にも対応可能なクリニックでございます。

また、院内感染防止のため、ご来院いただく前に必ずご予約をお願いいたします。皆様がマレーシアで安心・健やかな生活お送り頂ける様、当院では最新の情報を元に、日々新しい取り組みを行いながらサービスの向上に努めております。