【コラム】意外と身近な感染症、STD(性感染症)について

こんにちは。あおいファミリークリニックです。

今日は意外に身近な感染症、STD(性感染症)についてお話したいと思います。

STDってなに?

「性行為で感染する病気(性感染症)」を総称して、STD(Sexually Transmitted Diseases)といい、最近では、STI(Sexually Transmitted Infections)と呼ばれることもあります。STDは、たった一度の性行為でも、その相手がSTDに罹っていれば感染する可能性があります。近年、性行為の低年齢化に伴い、高校生の間でもSTD感染が広がりつつあります。また、中高年でも感染率が高くなっています。

感染源は体液(精液、膣分泌液、血液など)の中に含まれており、性行為をすることで主に人体の粘膜(陰茎、膣、肛門、尿路)を介して感染します。その反面、性行為以外の日常生活においては通常感染しません。また、「感染する」ものであり、自然発生することはありません。


STDの恐ろしいところは、STDになっても無症状であることも多く、自覚症状がない場合や症状が軽くて気がつかないことがあげられます。いくら自覚症状がないといっても病気は進行します。知らず知らずのうちにパートナーや胎児にうつしてしまったり、不妊の原因になる場合もあります。また、自覚症状があっても医療機関を受診しにくいという理由により、早期の治療や正しい治療ができないこともあります。STDは早めに治療すれば治りやすく、不妊などの後遺症を残さずに回復します。パートナーも一緒に検査を行い、必要があれば治療を受けましょう。

STDってどんな種類があるの?

広く知られているものではエイズ/HIVや梅毒などがありますが、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、淋菌感染症、性器クラミジア感染症、マイコプラズマ感染症、ウレアプラズま感染症などがあります。

STD の予防法

1.セックスパートナーを限定する

複数のパートナーとの性行為は、感染する機会を増やします。パートナーの特定は感染予防のために大切なことです。セックスパートナーを恋人や配偶者などに限定しましょう。同性間でも感染する可能性はあります。

ただし、「現在のセックスパートナーがお互いのみであること」 と、「STDの検査を受けて、お互いが感染していないことを確認していること」が前提条件になります。

2.コンドームを使用しましょう

コンドームは感染している人の精液や膣分泌液が口や性器の粘膜に接触することを防ぎます。コンドームで予防できないSTDもありますが、一番現実的で確実な方法と考えられています。また、STDの疑いがある場合は性行為をせず、検査を受けましょう。     

STDはオーラルセックスで、喉にも感染します。オーラルセックスが一般的になりつつある一方で、予防の必要性がほとんど知られていないために、感染が広がっています。オーラルセックス時にも、男性器にはコンドームを、女性器にはラップを使うなどして予防しましょう。

症状、検査や治療は?

◎主な症状

男性:排尿時の痛み、尿道から膿が出る、尿道のかゆみや不快感、睾丸の腫れや痛みなど

女性:おりものの増加・変色、下腹部の痛み、排尿時の痛み、性交時の痛みや出血、不正出血など

上記以外の症状や、症状がない場合もあります。気になることがある場合、パートナーがSTDと診断された場合や、不安な性交があった場合にはご相談ください。

◎検査

血液検査、尿検査、拭き取り検査(おりものや膿を調べる検査)など。1週間ほどで結果が出ます。

*保険適用になる場合もございます。詳しくはお問い合わせください。

◎治療

投薬での治療が可能です。服用期間は1日〜14日ほどです。

不安なことがある場合は、お早めにご相談ください。

当院は女医と女性通訳が対応いたします。

男性医師、男性通訳をご案内可能なお日にちもございますので

お気軽にお問い合わせください。

(参照)

CLUE https://helloclue.com/articles/sex/stis-common-questions-and-misconceptions

WHO https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/sexually-transmitted-infections-(stis)


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