【デング熱について】

こんにちは、あおいファミリークリニックです。

最近夕方だけではなく、朝にも雨が降る日は多くなってきたと思う方が多いのではないでしょうか?とても過ごしやすい天気になっていますが、雨の日が続くことで蚊が増え、蚊を媒介とするデング熱の感染症が増加しています。

新型コロナウイルスの感染予防はもちろん、今の時期はデング熱に感染しないよう予防することも大切です。本日は2014年に日本でも話題となりました「デング熱」についてお話したいと思います。

【デング熱とは】

デング熱とは蚊が媒介とするウイルス性感染症です。

デングウイルスを伝染する蚊としてはネッタイシマカとヒトスジシマカが挙げられます。

【感染経路】

デングウイルスを保有する蚊に刺されることによって感染します。

ヒト→ヒトへの感染はなく、ヒト→蚊→ヒトへの感染経路します。

【流行地域】

デングウイルスを媒介する蚊は熱帯・亜熱帯地域に多く生息しています。熱帯地域であるマレーシアは昨年11万件の感染症例が報告されています。

【症状】

・突然な発熱(解熱剤を内服するも発熱を繰り返す)

・頭痛、眼窩痛、筋肉痛、関節痛などの痛みを伴う

・食欲不振、腹痛、下痢の消化管症状

・発症後3日〜後より胸部・体幹部に発疹が広がる

・粘膜(鼻、歯茎)からの出血

【検査】

・確定診断のため、デング熱の抗体・抗原検査が有効となります。

・血液検査の所見では血小板・白血球減少が認められるため、血液検査も行います。

【治療】

・特異的な治療はなく、対症療法が中心となります。

・症状は約1週間前後で改善されます。

・重症度によって入院治療が必要な場合があります。

*予防接種はありません*

*デング熱と疑われる場合はイブプロフェン解熱鎮静剤のご利用は禁忌です*

パラセタモール・アセトアミノフェン成分が含まれるPANADOL(商品名)はデング熱による発熱の治療に使われます。

【予防対策】

・外出時には長袖の着用

・外出時に蚊除けスプレーの使用

・自宅にいる時に蚊取り線香の使用

・水たまりを作らない(植木の皿、屋外に放置された子供のおもちゃなど)

【受診予定の方へのお願い】

院内感染防止のため、ご来院いただく前に必ずご予約をお願いいたします。

皆様がマレーシアで安心・健やかな生活お送り頂ける様、当院では最新の情報を元に、日々新しい取り組みを行いながらサービスの向上に努めております。

ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。